2014年度「認定こども園くるみの木」自己評価

2015年3月31日   認定こども園くるみの木園長 岡村  宣

 2013年1月に幼保連携型認定こども園くるみの木として新しいスタートを切って、2年が経つ。

 2年目の歩みとなる2014年度は混乱の2013年度の1年間の歩みを経て、その経験に新たな工夫を積み重ねる1年となった。年度末にあたり、以下のように園スタッフによる自己評価及び保護者への利用者アンケートを実施した。

 

 1)スタッフによる自己評価

 ①2014年度のはじめにあたって自分で立てた目標(箇条書きで)

 ②目標に対する評価

 ③園全体・学園内のことで気づいたこと

 2)保護者への利用者アンケート(集計後、保護者へ公開)

 

 

【上記の集計結果から、以下の6つの項目についての成果と課題の検証】

 

(1)保育の計画性

・年間の計画から月、週へと細分化される計画について、各担任により記録している

・行事については、数か月前から担当者によって計画され、リーダー会及び全スタッフによるスタッフ会議において確認している

・掲示板(ホワイトボード)を活用し、当日のスタッフのシフトや動静その日の活動などを確認し、情報の共有を図っている。

【課題】

・会議の内容が今後の課題である。0~2歳児はクラスミーティングを年齢ごとに、3~5歳児ではグループのミーティングを行っているが、情報交換・共有をもとに保育者の個々の資質向上につながるような学び・研修の場へと展開していくための工夫が必要である。

・教育・保育要領をもとに「教育及び保育の内容についての全体的な計画」を作成していく。

(2)保育の在り方、子どもへの対応

・目標として全保育者が掲げており、「子どもの心に寄り添う」「ふさわしい言葉かけ」「子どもの発達に応じた環境を提供したい」という内容である。同時に自分の保育への評価として「自分なりに努力できたが、よくできたかどうかは不安に思う」がほとんどであった。

・利用者(保護者)アンケートからは、担任をはじめとする保育者の子どもへの対応については「よくできている」という評価をたくさんいただいた。

(3)保育者としての資質・能力・適正・良識

・保育者として、「子どもの心の動きを敏感にとらえて、その発達に応じた対応(ことばかけや環境の構成)に常に気を配っていく姿勢」を身に付けたいと願い、努力している。

・保育者ということだけでなく、社会人としての良識を身に付けることについては各自が努力していると共に、何か気になる事があった場合にはスタッフ会議などで再確認している。

(4)保護者への対応・守秘義務

・守秘義務については、就業規則に記載する他、園内の会議などで徹底して共通理解を図っている。

・事務的な内容についての専門的な説明を求められた時に担任が対応できないため、ステーションでの対応になるが、送迎の時間帯によっては対応できない場合がある。

・いろいろ状況の違う保護者の方々の思い全てにお応えできないもどかしさを感じるが、園の状況も説明しながら、ご理解・ご協力をいただけるよう努力している。

・利用者アンケートでは、対応についてほとんどの方ができているという評価だった。

(5)地域・社会とのかかわり

・近隣の老人施設への訪問、消防署見学及び避難訓練時の消火訓練指導、ボランティアによる人形劇など地域の方々の園訪問を行っている

・子育て支援事業、放課後児童クラブ館を通して、地域に開かれた保育施設としての役割を担うことができるようになった。

・子育て支援センターは、子育てについての情報交換などができて、親子ともにほっとできる居場所となっており、継続的に利用する方がほとんどである。

(6)研修と研究

・園外での研修には積極的に参加することができている。

・園内研修では、スタッフ会議において学びの時をもつことができた。

 ①園内における感染性胃腸炎の嘔吐物の処理について

 ②クリスマスの意味について

 ③子ども・子育て新制度施行にむけての勉強会

【課題】

園外の研修で得たことを全体でシェアすることが難しい。また、園内研修・研究については年間の計画の中に組み込まれたものになっていない。

 

 

【2015年度にむけて】

 50年の歴史を持つ愛星幼稚園が新規に愛星保育園を立ち上げ、認定こども園として新しい園舎での保育が開始してから夢中で2年を過ごしてきた。慢性的な人手不足でスムーズなシフト編成ができなかったため、主任の超過勤務によってカバーすることが起きてしまった。十分なスタッフの確保をめざし、それぞれの保育者が心に余裕をもって保育業務に当たることができるようにすることが求められる。

 3年目となる2015年度以降に取り組んでいくこととして、保育内容についての学び(園内研修)や園の自己評価に向けての、スタッフの自己評価の在り方、利用者アンケートの内容の精査などについて園内研究に位置づけて、園全体で考えていきたいと考えている。

 新しい子ども・子育て制度の施行によって、幼稚園・保育園から1号~3号認定に変わる他、保育教諭という呼称など、いろいろ戸惑うことが多くあるが、一つひとつスタッフで確認しながら、幼稚園・保育園を超えた保育施設の在り方を今後も探っていきたい。

 

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